専業トレーダーと兼業トレーダーを分ける、たった一つの違いとは

どうも、佐々川です。

今回は、専業トレーダーと兼業トレーダーの違いについて、
僕の思うところをお話しようと思います。

 

FXに限らず、株や仮想通貨などの
投資の世界に足を踏み入れた方の中には
「いつかは専業トレーダーになってやる」

そんな目標を立て、日々努力を続けている人も多いと思います。

 

僕もそうです。
時間に縛られず、
場所に縛られず、
人に縛られず、
大好きなトレードで生計を立てることができたのなら、
どれほど楽しいかわかりません。

しかし僕は今のところ専業トレーダーではありません。
安定してFXで稼ぐ事は出来るけど、今は専業トレーダーになりません。

 

安易な気持ちで、生半可な覚悟で専業トレーダーになり、
大失敗をした方を多く知っているからです。

失敗した彼らですが実力は本物です。
皆さん確固たるトレードの軸があり、
自分なりの投資哲学も持ち合わせ、
結果も十分だしていた。

でも、専業としてトレードに専念すると結果をだし続ける事が出来なかった。

 

僕は専業トレーダーにはなったことがないので、
その原因の本当のところはわかりません。

大学時代は専業トレーダーに
限りなく近い生活をしていましたが、
家族もおらず何の責任もなく、
しようと思えば就職も出来るという
守られた状態では専業トレーダーとしての覚悟はなかったと思います。

 

その後社会人となり、専業トレーダーとして
大成している方の考えを学び、
有名投資家の話を聞いているうちに気がついた事があります。

兼業投資家と専業投資家を分けるたった一つの違い。

投資家としての才能の原石があるか、ないか
ただその違いだけだと思います。

 

人とは違う世界で成功する為には、
自分の中に才能の原石があるかどうか、
それが最後の最後で重大な鍵になるのだと思っています。

努力を続けるのは当たり前。
努力をしなければどんなに素晴らしい才能があっても無意味。

イチローや大谷選手だって、必死に努力している。
そこに才能の原石があったから一流になれた。

才能の原石を長い時間かけて磨き続けた人だけが、
その世界で一流の存在になれるのだと思います。

 

ジブリの『耳をすませば』という映画知っていますか。
物語のなかで、主人公のメンターというべき存在の
おじいさんのセリフが示唆に富んでいます。
一部抜粋します。

おじいさん「これ、これ。見てごらん。」
おじいさん「雲母片岩という石なんだがね。」
おじいさん「その割れ目をのぞいてごらん。そう、そうして…」
主人公 「わあ、きれい。」
おじいさん「緑柱石といってね。エメラルドの原石が含まれてるんだよ。」
主人公 「エメラルドって宝石の?」
おじいさん「そう。雫さんも聖司も、その石みたいなものだ。」
おじいさん「まだ磨いてない自然のままの石…」
おじいさん「私はそのままでも、とても好きだがね。」
おじいさん「しかし、バイオリンを作ったり、物語を書くというのは違うんだ。」
おじいさん「自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。」
おじいさん「手間のかかる仕事だ。」
おじいさん「その石の一番、大きな原石があるでしょう。」
主人公 「はい。」
おじいさん「実はそれは磨くと、かえって、つまらないものになってしまう石なんだ。」
おじいさん「もっと奥の小さいものの方が純度が高い。」
おじいさん「いや、外から見えない所に、もっと良い原石があるかもしれないんだ。」
おじいさん「いやあ、いかん、いかん。年をとると説教くさくて、いかんな。」
主人公 「自分に、こんなきれいな結晶が、あるのかどうか、とても怖くなっちゃった。」
主人公 「でも書きたいんです。書いたらきっと、おじいさんに最初にお見せします。」

▼主人公が雲母片岩を覗いている場面

▼出来上がった小説をおじいさんに見せる場面

 

専業トレーダーになるには才能が必要だからといって、
決して悲嘆にくれてはいけません。

兼業トレーダーでも、信じられない額を稼ぎ続けている人はいます。
兼業トレーダーでも成功している人は大勢います。

専業トレーダーと兼業トレーダーは決して稼ぐ額から決められるものではない。
1億稼げたから明日から専業になってもいいよ♪
なんていう世界でもない。

 

僕らに出来るのは、
ここぞという世界を決め、目指すべき理想を掲げたのなら
自分を信じてひたすら努力を続けること。

 

あせらず兼業トレーダーとして結果をだし続ける事を目指しましょう。
自分を成長させ、ステージを上げていったら、
自分の中に投資家としての才能の原石が
あるかどうかが自ずと分かるようになると思います。

焦って形から入ってもロクな事ありません。
「背水の陣で会社を辞め、明日から専業トレーダーになります」
そんな退路をたったからと成功できるような甘い世界では決してありません。
(こういう人本当にいるんですよ。
この間は、ビジネスセミナーで遭遇しました。
結果が出ていないのに、会社辞めてアフィリエイトのに人生を掛けたって人・・・)

 

僕は自分の中の原石を信じています。
理想の姿があります。
それは、
専業の投資家としてだけでなく、
トレーナーとして人に教え、投資家のコミュニティーを率いている姿。

そんな事が出来る才能があるのかは今はわかりませんが、
信じて磨き続けている。必死に努力している。

5年後、10年後僕が独立し、
専業トレーダーとして、セミナーや講習会を開催できる
レベルにまでなっている自分を目指し、
今日もチャート分析、情報収集、トレードの実践、ブログでコツコツとアウトプット・・・
そんな事を続けているのです。

 

あなたは自分の原石を信じて努力を続けていますか?

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