資金管理とロスカットの合理的手法 エントリーの判断にも使えるインジ

こんにちは。佐々川です。

僕のトレードルールでは”資金管理”と”ロスカット”を
非常に重要視しており、過去記事でも詳細にお話してきました。

この記事では資金管理とロスカットの復習と、
適切に実践するのに便利なインジケーターの紹介します。

 



資金管理とロスカットの復習

・資金管理
→枚数(エントリーの数量)をいくらに設定するか。
枚数は多すぎても、少なすぎても駄目で、
リターンと許容できるリスクから合理的に判断する必要があります。

・ロスカット(損切り設定)
→レートが逆行した場合に備え、逆指値で損切りのラインを決めます。
必ずしも行う必要はありませんが、チャートから目を離す場合は必須です。

資金管理とロスカットというのは、
相場に存在するリスクをコントロール出来る、自ら調整できる
という点において極めて重要なのです。

※もっと詳しく知りたい方は過去記事
悪魔の囁きに耳をかすな!資金管理を習得して破産とは無縁のFXライフ
究極のバランス感覚。ストップロス(損切り設定)の不都合な真実
も参考に♪

ユニットとは?

ATRを利用したU(ユニット)という単位を導入すると、
資金管理とロスカットを有機的に結びつけ、より効果的に機能させる事が可能になります。

ユニットとは想定損失額から取引通貨量を逆算したもので、
エントリーしたレートから、
1ATR逆行した時の損失が投資資金全体の1%になる通貨量が1U(ユニット)
になります。

例えば、
1Uでエントリ-し(資金管理に相当)
2ATR逆行したレートに逆指値(ストップロスに相当)
を入れます。

このように設定する事で、
各トレードにおけるリスクを投資資金の2%以内にする事が可能になるのです。

他にも、0.5Uでエントリーし、
2ATRラインを逆指値にしたら最大リスクは投資資金の1%になります。

 

ユニットを用いると
合理的なリスクコントロールが可能になり、

ユニットを用いたリスクコントロールをサポートする為のツールが、
僕が作成したMT4用のインジケーターであるUnit_Masterなのです。

 

Unit_Masterはどんなインジ?

ユニット計算にはATRという可変の数値を用いている為、
エントリーの度に毎回計算をする必要があります。

計算が早い人や、トレードに慣れてくれば、
おおよその1Uの値は分かりますが、初心者のうちはとても面倒くさい。

ユニットを用いたリスクコントロールは非常に有効な
手法だけど、あまり普及していないのは、
計算の煩わしさがネックになのだと思います。

そこで、僕のコンサル生や
FX修行中の妻の為にユニット計算サポートツールを開発したのです。

僕はユニット値は瞬時で把握出来ていたので使うつもりはありませんでしたが、
使ってみたら意外と便利で、僕にとってもメリット大のツールでした。
棚ぼたです(笑)

Unit_Masterの最大の特徴は2つ。
①リアルタイムでユニット値を表示
②±1ATR、±2ATRラインを表示

▼Unit_Master

パラメーター設定

▼デフォルトのパラメーター値

・BuySellInfoMode
→trueにすると、適用している口座における
①1Lot(ロット)の通貨量、
②取引可能な最小ロット数、
③取引可能な最小売買単位、
の3つが表示されます。通常は非表示で問題ありません。

▼BuySellInfoMode=True の場合

 

・AtrMode
→trueにすると、現在地から±1ATR、±2ATRの箇所にラインとレートを表示します。

・AtrPeriod
→ATRの計算期間を設定します。

・ExtensionLine
→Trueにすると、ATRのラインを右端まで伸ばします。

・PastBars
→ATRラインを、何本昔のローソク足から描画するかを設定します。

・各種の色の指定を
Label_Color、
Text_Color、
Atr_Line_Color、
Atr_Text_Color
の4つで設定できます。

※現在お渡ししているバージョンで設定できるのはこれだけですが、
これからツールが成熟するにつれて
より便利に、より汎用的に、より高機能に進化していきます。
期待しちゃって下さい( +・`ー・´)

Unit_Masterで、エントリー精度も大幅UP

僕やこのインジをお渡しした方の多くは、
2ATRをMAXの損切りラインに設定しており、
ここでもその前提で話を進めます。

※3ATR、4ATRラインに設定したいという意見も聞いた事がありますが、
そこまで広げるのではなく、もっとエントリータイイングを見極めた方がいい
という考え方で3ATR、4ATRには現在対応していません。
(要望が多ければ、バージョンアップの際に対応するかもしれません)

 

Unit_Masterは資金管理やロスカットをサポートする
だけのツールではなく、うまく活用すれば
エントリー精度を向上させる事も可能です。

2ATRラインの手前に、
サポートやレジスタンスとして有効だと考えられる指標
(ライン、移動平均線、一目均衡表の半値線など)
が存在する場合にのみエントリーをするという
一種のフィルターとして活用します。

当然、エントリー頻度は減りますが、精度は向上しますし、
思惑取りにレートが伸びた場合の上昇幅も大きくなりやすい。

 

▼ロングでエントリーする場合の例

上の図を参考に、ロングでエントリーする場合を考えます。

 

現在値と、現在値より2ATR下がった箇所(111.457)の間に、
・移動平均線
・前回の安値
・直近の大上昇の50%押し(フィボナッチ数)
の3つの抵抗帯があります。

長期足のトレンドが上昇しているというのが大前提ですが、
このような場合は絶好のエントリーのチャンス。

ショートの逆指値を2ATR逆行したレート(111.457)に
入れるので、万が一、
移動平均線前回安値50%押しラインを割って
下落した場合、下落の勢いが加速しやすい局面ですが、
逆指値が働き投資資金の2%の損失で済みます。

 

 

入手方法とお約束

僕はシステムエンジニアとして大規模業務ソフトの
開発を行ってきたので当然開発スキルはあります。
プロですから。

しかし、インジケーターやEAの開発に関しては
長年趣味で行ってきたもののこれらに関してはプロではありません。

また、そもそもが自分やコンサル生のトレードを
サポートするのが目的だし、仲間内でこっそり
使っているだけなので大々的に拡めるつもりは決してありません。

 

なので、現時点では販売するつもりは一切ないし、
これからも販売する予定はありません。
(それで稼ごうとは思っていないからです)

 

ただ、ブログで大勢の人に情報発信をするようになり、
僕のブログの読者の方も次第に僕のトレード仲間のような感覚が生まれてきました。

ブログにはアクセスを解析する仕組みを導入しているのですが、
「あ、こんなに丁寧に時間をかけて読んでくれている」
「この記事をお気に入りに特録してくれている人がこんなにもいるんだ」

そんな風に読者さんの反応をみていると無性に嬉しくなるのです。

※当たり前ですが、読者さんに読んでもらえなかったら
夜な夜な眠たい目をこすりながら記事更新なんて出来ません。

読んでくれる人がいるから、頑張れるのです。
本当にありがたいです。

そこで!
僕が推奨している教材を僕から購入してくれた人に

お礼(特典)としてツールをお渡しする事にしました。

Unit_Masterについては、
トレードの軸(AXIS)を作る【初級編】推奨教材とオリジナル特典
の記事内で紹介している情報商材全てを対象にしています。

 

また、ツールを渡してそれで終わりでは決してありません。
(むしろ始まりだと、僕は思っています)

このツールに関しては、
無償のバージョンアップをお約束します。

今後多くの方に使って頂き、フィードバックを受けたり
しながらツールは確実に進化していきます。
その度に、最新版を無償で提供させて頂きます。

ツールをお渡しした方に対して
一緒にツールを育てていく仲間になってもらいたい
そんな風に思っているわけです(笑)

 



一つだけ注意 ※必ず確認して

僕がオリジナルインジをお渡しするのは、
多くの方に使ってもらいたいという気持ちが大きい。
開発者というのはそういう生き物。

多くの方に使ってもらう事で要望や改善点を頂き、
ツールの完成度を上げていく事も大きな動機の一つです。

だからこそ、無償バージョンアップも約束しているのです。

 

ですが、無償のバージョンアップというのは
手間とコストがどうしてもかかってしまい
あまり多すぎる方にお渡しするのは、正直ちょっと大変です。

そこで、
一定数の方(100名くらいかな)にインジを提供した、
もしくは、
利用者の誰かがインジを不正利用した、

どちらかの条件に該当した場合は、この記事は即削除し、
特典ページからもUnit_Masterの記述を削除します。
※もちろん、それまでにお渡しした方に対しては無償バージョンアップは継続します。

僕から特典付きで商材を購入される場合は、
トレードの軸(AXIS)を作る【初級編】推奨教材とオリジナル特典
にUnit_Masterの記述がある事を必ず確認して下さい。

 

それでは、今日はこの辺で。

 

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