なぜテクニカル分析をするのか? なぜファンダメンタル分析は必要ないのか?

どうも、佐々川です。

今日のテーマは、テクニカル分析とファンダメンタル分析について。

僕は実際のトレードでは主にテクニカル分析を用いています。
ファンダメンタル分析は一切しないとまでは言い切りませんが、ほぼ使っていません。

 

なので、このブログでもテクニカル分析を推奨していますし、
これから最も力を入れて記事も更新していくつもりです。

 



テクニカル+ファンダメンタル最強説の否定

ファンダメンタル分析を重要視しているトレーダーから
テクニカルにファンダメンタルを組み合わせる方法こそ最強だよ」

と主張された事があります。
(お酒を飲んでいる時でお互いちょっと熱くなっていました)

気持ちはわかるけど、それでも僕は
「テクニカル分析だけで十分」
と反論しました。

 

相場は全てを織り込んでいる
という大前提をしっていますか?

例えば現在、たった今ドル円が105円だとします。
この値段は全てのファンダメンタル的な要素も何もかも全て含めて
世界中の人が105円が妥当だと判断したから、105円という値がついているのです。

普段僕らが必死ににらめっこしているチャートというのは、
全てのファンダメンタル的な情報も加味して形成されていて、
そうしてできたチャートをテクニカル分析で詳細に把握しようとするのです。

つまり、値動きはテクニカル的な要素を含んでいて、
その値動きをテクニカル的な手法で分析しているのだから、
テクニカル分析にファンダメンタル分析を加える、というのはそもそも矛盾しているのです。

 

ファンダメンタル分析で一体何がわかる?

ファンダメンタル分析って、実際に行おうとするとけっこう難しい。
経済的な知識を熟知し、幅広く情報を集め、未来の相場を予測するのだから難しくて当然です。

しかし、そんな難しい分析をして必死に予測をたてたとしても、
実際のトレードではあまり役にたたない。

「来年までにはドル円は120円になるでしょう・・・」
なんて予想されても、

・いつ買ったらいいのか分からない
・いつ売ったらいいのか分からない
・いつ損切りしたらいいのか分からない
・リスク管理をどうしたらいいか分からない

というように、実際のトレードでどうすべきかが全く分からないのです。

そして致命的なのは、
ファンダメンタル分析では明確さと再現性が徹底的に欠けている
点です。

何一つ明確でもないし、過去のデータから似た状況を引っ張りだして来ても、
これから似たような状況になる事も少ない。
つまり、再現性がない。

明確といっても、100%を求めているわけではなく、
より確率の高い判断をしたくてもファンダメンタル分析では出来ないのです。

 

テクニカル分析は明確に教えてくれる

明確には何も教えてくれないファンダメンタル分析に対して、
テクニカル分析は実に親切。
頼れる兄貴のような存在。

実際にトレードをする際に欠かせない情報を惜しげもなく教えてくれます。

・トレンドが分かる
・相場の強弱が分かる
・エントリーポイントが明確に分かる
・損切りポイントが明確に分かる
・イクジットポイントが分かる

実に貴重な情報を明確に教えてくれるし、何よりも再現性が高いのです。

 

テクニカル分析は未来の値動きを予測する事だと認識している人が多くいますが、
僕はこの考えに違和感を感じています。

だって、未来なんか予測出来ないでしょ。
どんなに強烈な上昇トレンド中であっても、
エントリーした直後に急落する事はあり得るのです。。

先程もお話した通り、値動きというのは世界中の情報を織り込み済。
その値動きを基準にして行うのがテクニカル分析。

僕が目指しているのは、
『既に織り込まれた値動きを分析し、
相場の声(相場状況)を聞いて、
相場が向かいたい方向にそっと便乗する』
そんなトレードなのです。

予測ではなく、今リアルタイムで起こっている現実に
的確に対処する為にテクニカル分析を行っている。

そんな風に捉えています。

 



ファンダメンタル分析もコレだけは使っています

テクニカル分析第一の僕ですが、
トレードしない時を知る為にだけファンダメンタル分析を使う
事があります。

つまり、重要指標発表だけは事前に把握し、
その時だけは参戦しないようにしています。

重要指標発表の際はどうしても相場が荒れます。
この時だけはテクニカル分析では対応しきれずないのです。

なので、ポジションを持っている場合は指標の発表前にキレイに精算しますし、
自動売買のプログラムも必ず止めます。

ファンダメンタル分析は重要指標発表だけ認識していれば十分です。

 

 

PS.
本文はファンダメンタル分析に否定的な内容でしたが、
言い忘れていました。

ファンダメンタル分析は面白い!
そして、出来たらカッコイイ!!

僕はビジネス系の勉強も大好きで、
当然ビジネスと密接に関係する経済ネタも好きなのです。

知的好奇心を満たすという意味でもファンダメンタル分析は
極めて面白いのです。

そうして身につけた経済的な知識をふとしたタイミングで
サラッと話せたりするとカッコイイですよ。
相手が経済音痴なら尚更。

但し、度が過ぎてドヤ顔になってしまうと逆効果にもなるので気をつけて下さい(笑)

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