順張りと逆張り、勝てる手法はどっち？メリット・デメリットは？

どうも、佐々川です。

今日はトレンドフォロー（順張り）とカウンタートレンド（逆張り）では
どっちの手法の方が勝ちやすいか？
お勧めはどっち？というのがテーマです。

僕の基本的な戦略は
トレンドフォローの押し目買いと戻り売り
です。

これしか出来ないし、これしかしない。
（今は）浮気は一切しない。

コンサル生や妻に教えるのも、トレンドフォローだけで、
僕があまりにもそれに固執しているものだから

「なぜ、カウンタートレードは駄目なの？」

という面倒くさい質問も。

「つべこべ言わず、トレンドフォローだけを極めろ！」

と言い放って、はい終わり。

では誰も納得しないし、
逆に不信感を持たれてしまう。

なので（ちょっと手間だけど・・）、
トレンドフォロー（順張り）とカウンタートレンド（逆張り）についてまとめてみることにしました。

カウンタートレード（逆張り）とは？

トレードしようとする期間（ターム）の相場の流れ（方向、トレンド）に逆行してトレードすること。

相場の転換点を狙い、
”転換”の動きがそのまま進行するとトレンドが変わり順張りとなる事もあります。
また、レンジ内でのレンジ上限やレンジ下限などで”反転”の動きに乗る場合もあります。

【メリット】エントリーポイントがわかりやすい
安すぎると判断したら買い、高すぎると判断したら売りと、
エントリーポイントを明確にしやすい。

逆張り手法の1つに、
移動平均線からの乖離が一定ラインを超えたらエントリーというものがありますが、
これもエントリーポイントは非常に明確です。

また、上手く相場の”転換”を捉えることが出来たらリワードは相当大きくなります。

【デメリット】損切りの目安がわかりにくい
例えば、安すぎると判断したから買いでエントリー
したはいいものの、そのまま下げる事はよくあります。

その場合、損切りをどこにすべきかの判断が非常に難しい。
うまい具合に抵抗線（サポートライン）があればその下で
損切りをすればいいけど、いつもあるわけじゃない。

安いと判断したから買ったのに、さらに下げてきたら
損切りよりナンピン（さらに買い増すこと）をしたくなるかも・・・
（もちろん、そういう戦術もあるけど、僕は危険だと思います）

トレンドフォロー（順張り）とは？

トレードしようとする期間（ターム）の相場の流れ（方向、トレンド）に準じてトレードすること。

【メリット】損切りに迷うことが無い
トレンドを確認してからトレンド方向にエントリーするので、
当然トレンドが崩れたらイクジットします。
その時点で利益が出ていれば利確ですし、損失が出ていれば損切りになります。

例えば、ダウ理論に基づき安値を切り上げた事を確認し（上昇トレンド）、
買いエントリーした場合、損切りは直近安値に設定します。
このように、順張りでは損切りを明確に設定する事が出来ます。

【デメリット】リスクリワード比率が悪くなりやすい
利小損大、リスクリワード比率が悪くなりやすい
と一般的には言われているようですが、
決してそんな事はありません。

僕は、2段構えの損切りという戦術を取る事により、
トレンドフォロー（順張り）でも、明確に損切りを設定出来、
かつ損切り幅も最小にする事が出来ています。
※これについては、後日別記事でまとめようと思います。

なので、僕はデメリットは「ない」と考えています。

やっぱりトレンドフォローの圧勝でしょ！

FXのトレードでは利幅や勝率をコントロールする事は出来ません。

もちろん、利幅や勝率が高くなる（勝てる）確率が高いポイントで
エントリーしようとしますが、一旦エントリーしたら後は運任せ。

しかし、どこで損切りするかはこちらでコントロールできます。
損切りをコントロールする事はリスクリワード比率を高める為
には極めて重要です。

損切り幅が最小になる明確なポイントを導き出せる手法というのは、
やっぱり優れているのです。

ここで、先程まとめたメリット・デメリットを”損切り”に着目して
再度見直して見て下さい。

カウンタートレード（逆張り）は損切りをどこにすべきか
の判断が非常に難しいのに対し、
トレンドフォロー（順張り）は損切りを明確に設定できます。

この観点から、
僕のトレードではトレンドフォロー（順張り）を徹底していますし
トレンドフォロー（順張り）の方を強く強くお勧めしています！！

それでもやっぱり、納得出来ない・・・

「どうしてもオレは（私は）逆張りの方が相性がいいし、
実際に勝てているんだ！」

という方もいるかもしれません。

それなら、別に無理してトレンドフォロー（順張り）をしなくてもいいと思います。

こんな事をいったら元も子もないけど、
トレードなんて綺麗事ではなく、

「ぶっちゃけ勝てりゃあそれでいい」
「勝てば官軍、負ければ賊軍」

なのです。

ただ、その場合でも
どちらか1つの手法を徹底して極める、
ことだけは守るべきです。

この場面は順張り、ここでは逆張り。。というように、
両方の手法を使って、どんな相場状況でも取ろうとすると、
結局どちらでも勝てないばかりか、何も身につきません。

僕のように、トレンドフォロー（順張り）を愛したのなら、
徹底して愛し抜いて下さい。

カンタートレード（額張り）に惚れたのなら、
惚れ抜いて下さい。

それでは、このへんで。