枚数と時間はなぜ重要?FXでは複利を活用して生涯利益を最大化させる

どうも、佐々川です。

Newtonというサイエンス系の雑誌を中学生の頃から読むようになりました。

1000円の月刊誌の定期購読は金銭的にちょっと大変で、
図書館で毎月読みつつ、好きなテーマがまとまった
別冊版をコツコツお金貯めて買っていました。

 

Newton別冊で一番好きだったのが相対性理論の特集号です。

時間とは?空間とは?
そんな世界観に魅了されるという、
なかなかのオタク要素の溢れる中学生でした。

▼こんな雑誌 大きな書店では平積みされていますよ♪

今回は相対性理論の話がしたいのではなく、

相対性理論で有名なアインシュタイン博士の
「複利は20世紀最大の数学的発明」
という有名な言葉に着目し、FXと複利の関係がテーマです。

 



単利とは?複利とは?

単利とは元本だけに利息が付き、
複利とは元本+利息に対して利息が付きます。

お金の貸し借りや利率が明確な投資商品などでよく用いられる言葉ですが、
FXでは元本が投資資金で、利息が利益だと置き換えるとわかりやすい。

 

■単利とは?
例えば、利率10%で100万円を”単利で”運用した場合、
1年後は10万の利息が付き、110万円になります。
2年後も10万円の利息が付き、120万円。
3年後も10万円の利息が付き、130万円。

利息は元本(100万円)にのみ付くのです。

 

■複利とは?
一方、同じ利率10%で100万円を”複利で”運用した場合、
1年後は10万の利息が付き、110万円になります。(ここは同じ)
2年後は110万円に10%の利息が付き、121万円。
3年後は121万円に10%の利息が付き、133.1万円。

利息は元本だけでなく、毎年増えていく利息に対しても発生します。

 

3年くらいでは、両者の差は小さいようにも見えますが、
これが10年後どうなっているか。

100万円を利息10%で運用した場合、
単利では200万円ですが、
複利では259.3万円(1000円以下切り捨て)となり、
その差は59万3千円。

同じ100万円、利息10%でも単利か複利かの違いだけで
結果としては大きな違いが生じるのです。

 

Pipsの甘く危険な誘惑

これまでに訪れた街の中でも
博多の中洲、大阪のミナミ、池袋、
これらの歓楽街の夜の世界は本当に魅惑的な誘惑に満ちています。

FXの世界でも魅惑的な誘惑が満ち溢れていて
FXで失敗する人の多くが、
本当に多くの人が、

獲得Pipsの誘惑に負けて自滅しています。
(僕にはそうとしか思えない  (- -;))

サインに従うだけのシンプルトレード!
誰でも確実に1ヶ月で5000Pips超え!!

なんていう派手なコピーに魅了され、
簡単に飛びついてしまう。。。

「よし、俺も今日から毎日100Pips抜くぞ!」
なんて無謀な努力をしだすのです。

 

『1万通過で100Pips』抜くのと、
『10万通過で10Pips』抜く手法だと、
多くの方が100Pips抜ける手法が優れてると判断しますが、

どちらも、稼げる金額は同じですからね。
当たり前だけど、ここ非常に重要ですよ。

 

仮にですよ、誰でも毎日確実に100Pips抜ける手法が
存在しているなら話は別ですが、そんな手法は存在していません。

※ひょっとしたらあるかもしれないけど、
あったとしても誰も教えてくれないですよ。
だから存在しない!と考えた方がいい。

プロでも、毎日100Pips抜き続けるというのは至難の技です。

 

そんな難しいトレードをマスターすることを目指すのではなく、
20世紀最大の発明である複利の力を正しく理解し、
適切に活用して安全に確実に資産を増やすというのが僕の考えです。

 

時間をかけて枚数を増やす

「資金が少なく、10万通過も売買出来ません」
この話をすると必ず言われますが、
僕の答えは決まっています。

「仮に今は1万通貨しか売買できなくても
資金を複利で運用していたら、
時間はかかるかもしれないけど、
いずれは10万通貨になりますよ」

 

トレードで利益を出せるようになったら、
得られた利益は次の投資資金として活用します。
これが複利で利益を増大させる大原則。

これを辛抱強くコツコツ継続する必要があります。

時間はかかってもいい、
いやむしろ時間はかけるべきです。

時間はかけてもいいから、
低リスクで利益を積み重ね投資資金を増やすのです。
そうするとリスクを増やさずに、利益が利益を生み出すようになります。
経験も蓄積されてさらに勝ちやすくなります。

 

複雑なトレード手法、
極秘のテクニック、
長年の経験と感、
大きく稼いでいる人はそんな事に頼ってトレードしているのではありません。

時間をかけて少しづつ枚数を増やす
そんな単純なことを愚直に繰り返しています。

 

利益を再投資する、
それを長年継続してきた結果、
投資資金が増えて、また利益が増える。

そんな正のスパイラルにうまく乗っているだけで、
お金がお金を呼び込むようになります。

お金持ちの人は
複利で資産を増やす
事を当たり前のように日々実践しているのです。



決して、複利で資産を減らさない

複利で資産を増やすことの重要性を指摘する人は沢山います。
ですが、同じくらい重要だけど
ほとんど誰も言及していないポイント(考え方、コツ)があります。

それは、
複利で資産を減らさない
という事。

どんなに優れた手法でも負ける時はあります。
負けて資金が減ったのにも関わらず
枚数がこれまでと同じでは複利で資産を減らす事になってしまいます。

 

そうならない為に、
負けて資金が減った時は必ず枚数を減らして下さい。
そして投資資金が増えたらまた枚数を増やすのです。

多少面倒です、時間もかかります。
ですが必ず守って下さい。

 

複利で資産を増やし、決して複利で資産を減らさない

これが生涯利益を最大化させる為の鉄則だと思って下さい。

 

では投資資金に対して、具体的にどの程度の枚数が適当か?
この点に関しては資金管理というテーマでお話しようと思います。

トレードにおいて、自分でコントロールする事が出来る
ロスカット(損切り設定)と資金管理の2つは極めて重要なスキルなのです。

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