まずは基本! FX取引の特徴とは
こんにちは。佐々川です。
FX取引で利益を出す事が僕らの共通目的ですが、
そもそもFXにおける取引って?
その特徴は?
みたいな事を一度整理しておきます。
そんなん知ってるよ~
ってかたは無視して下さい。
FX取引の特徴 その①
FX における取引とは、
米ドルと日本円、
ユーロと日本円、
ユーロと米ドル、
などの異なる2 国間の通貨を交換する取引の事を言います。
株式取引が行われる証券取引所(東京証券取引所、JASDAQなど)のような
特定の取引所はFXの外国為替市場にはありません。
ではどうやっているのか?というと、
実際の取引は世界各国の銀行同士で行われており(インターバンク取引といいます)
FX会社はこれらの銀行と取引をしています。
このインターバンク取引は土日を除き基本的に
24 時間休むことなく取引が行われています。
(※元日やクリスマスなど、世界共通の祝祭日は除く)
株の価格は証券取引所で決まるので、どこの証券会社で
買っても、タイミングが同じなら同じ価格です。
それに対してFXにおける為替レートは、FX 会社がそれぞれ決めている為、
時間が同じでも各社のレートは若干異なります。
ただ実際にはFX会社同士で競争原理がしっかり働いている為
レートの差はほとんどありません。
FX取引の特徴 その②
FXでは買い(ロング)か らだけではなく、
売り(ショート)からも取引を始める事ができます。
例えば、
ドル円でドルを売り、ドルが下がった(円高ドル安)所で買い戻せば
その差額分が利益になります。
外貨同士の通貨ペアでも同様に、
下がる(安くなる)と予想した方を売り、下がった所で買い戻せば利益になります。
ただし、下がるという予想が外れ、上がった(高くなった)場合は当然損失となります。
FX取引の特徴 その③
FX の最大の特徴はレバレッジ(てこの原理)効果です。
FX会社に保証金を預けることによって、FX 会社から信用の供与を受け、
保証金以上の大きな金額の取引が可能になります。
預けた金額の数倍~数百倍の外国為替の取引も可能です。
日本のFX会社の場合は25倍のレバレッジがMAXです。
25倍というのは法律により規制されている為で、海外では
500倍のレバレッジのFX会社も存在しています。
ちなみに、これはFXの取引が差金決済(売り買いによる差額分のみを決済するというもの)
という決済方式により取引が行われている為です。
FX取引の特徴 その④
FXでは高金利の通貨を買う事でスワップポイントを得る事もできます。
スワップポイントとは、2つの通貨同士の金利差により基づき算出される額のことで
外貨の買いか売りをのどちらかのポジションを翌日に繰り越す(ロールオーバー)際に
発生します。
金利の低い通貨で金利の高い通貨を買う金利差分のスワップポイントを受け取れますが、
逆の場合は当然支払う必要があります。
しかし、各通貨の金利差が縮小した為スワップポイントを目的としたFXの取引は
現在ではあまり旨味のある取引手法ではありません。
(昔はスワップポイント狙いの単純な取引でもかなり儲けられたようですよ。)