含み損に耐えるストレスが大幅に軽減!相場の方向を瞬時に示すインジ
どうも、佐々川です。
今、この瞬間、どちらに風が吹いているか?
相場においてもそのような旬の風を捉えることができれば、
含み損を抱えるようなトレードは減るし、当然勝ちやすくなる。
そのような事を前回の記事でお話しました。
リアルタイムの相場の強弱、方向を計測する
インジは既に沢山出回っていますが、どうにもこうにも使い勝手が悪い。
「使い勝手が悪いなら、作ればいい」
元SEならではの発想で、無いなら自分で作ればよいのです。
そうして出来上がったのがこれからご紹介する
MTF_CurrentWind。
文字通り、”今の風”、”旬の風”、
”相場の方向”をマルチタイムに把握する事が出来るインジです。
扱いとしてはあくまでも補助ツールで、
メインチャートや、インジケーターの邪魔にならないように
サブウィンドウの右端にちょこっと表示させています。
もくじ
MTF_CurrentWindの特徴
旬の風(相場の方向)を捉える
最大の特徴は、
その瞬間における相場が動きやすい方向をリアルタイムに把握出来る点です。
この種のツールは、
・バックテストが出来ない
・検証がしにくく、紹介しずらい(つまり売りにくい)
などの理由で残念ながらあまり人気がありません。
しかし、よーく考えて欲しいのですが、
僕らは常にチャートの右端で戦っています。
過去のチャートで検証を重ねる事はもちろん大事ですが、
実際戦う時はチャートの右端で、その先は未知の空白地帯です。
いくら勝率の高いトレード手法だったとしても、
実際のお金をかけたエントリーは勇気がいるものです。
そんな時、
「今は5分足で強い上昇の風ですよ♪」
「1分足で勢いがついてきたから、エントリーするなら今ですよ!」
などと教えてくれたら、自信を持って相場に立ち向かっていけるようになります。
4段階の風を感じる
表示されるサインは、
”上昇”、”強い上昇”、 ”下降”、”強い下降”、
の4種類。
上図の15M(15分足)のように、
サインが点灯していない時は、風が無い(方向感の無い)状態です。
7つの時間足に対応
1分足、5分足、15分足、
30分足、1時間足、4時間足、日足、
計7つの時間足に対応し、設定で表示・非表示を切り替える事が可能です。
短い時間足は、比較的サクッとサインが切り替わり、
長い時間足は、サインの切り替わりが重たく慎重です。
得られるメリット
ひと目で”簡易的な”マルチタイムフレーム分析が可能。
例えば、下位足で勢いがついてきたタイミングに同調すれば、
エントリー後すぐに含み損を抱えるリスクを格段に減らせます。
※”簡易的な”というのは、
低機能な、質の悪い、ということではなく、
使用にストレスを感じない、手軽に利用できる、
という意味。
※マルチタイムフレーム分析は超重要ですよ。
あまり自信の無い人は過去記事を参考にして下さい。
これだけで全ての売買判断が下せる!
そんな万能ツールでは決してありませんが、
・大まかな相場環境の確認(今日は投資可能な相場環境?)
・エントリー直前の最終確認
などの用途として非常に効果的です。
既存のどのような分析手法、投資手法、
インジケーターなどの邪魔をする事なく
あらゆる投資手法とも相性抜群。
現在の手法にプラスし、MTF_CurrentWindを
判断のフィルターとして使う事で投資精度をさらに高める事が可能になります。
具体的な活用法
使い方はアイデア次第で、
僕のコンサル生も各自様々な使い方をしています。
活用方法の例を紹介すると、
僕はエントリーの最終的なフィルターとして、
①下位足(1分足)は”強い上昇”、”強い下降”か?
②上位足(1時間足、4時間足)の方向と同じか?
※僕のメインの時間足は5分足
この2点を必ず確認してからエントリーを行っています。
①下位足(1分足)で方向の強弱を見るのは、
初心者の時に苦しめられたエントリー直後の含み損をなるべく回避したい為。
エントリーしてすぐに利益が出ると精神的にも非常に楽になります。
②エントリーする方向と逆のサインが、
1時間足、4時間足のどちらかに出ている場合はエントリーを控えます。
1時間足、4時間足は念入りにトレンド分析をしていますが、
”トレンド”と、このツールで計測している”旬の風”は似て非なるもの。
旬の風は、その瞬間に動きやすい方向、なのです。
トレンドが上昇トレンドでも、押し目に向かって
戻している最中は下降サインや、場合によっては強い下降サインが出たりします。
僕の場合はたったこれだの確認作業なので、
全く手間ではありませんが、それでもトレードの精度は向上しました。
また、下の例1ような場面に遭遇したらラッキーです。
全ての時間足の方向が揃っているので何も考えずに
ロングエントリーしても簡単に勝ててしまいます。
(もちろん、そこが天井の場合もあるので100%ではありません)
コンサル生の中には、この方法とサポートライン、
レジスタンスラインの分析だけで勝っている人もいます。
▼例1
例2、例3のように、上位足と下位足で
サインがきれいに別れている場合は押し目(戻り)の最中です。
上位足の方向に下位足の方向が揃いだすのをじっくり待てば、
完璧なタイミングでエントリーできる可能性が高いです。
▼例2
▼例3
パラメーター設定
▼デフォルトのパラメーター値
2つの設定エリアがあります。
エリア① 【基本設定】
対応している7つの時間足に関して、
表示するか(true)、表示しないか(false)を設定できます。
・useTimeFrame
→選択している時間足をフレーム(四角の枠)で囲む(true)、囲まない(false)を設定できます。
※サインの発生タイミングを微妙に調整する事は可能ですが、
現時点ではパラメーター化していません。
対応してもあまり意味はなく、使いづらくなるだけだと考えています。
エリア② 【描画の設定】
文字列(1M,5Mなどの表記)の色、サインの色、フレームの色の設定が可能です。
Frame_BackGround_Colorでは、フレームの背景色を設定します。
デフォルトでは白色にしていますが、チャート全体の背景色を
黒にしている方は、Frame_BackGround_Colorを合わせて黒に変更した方が見やすくなると思います。
唯一の入手方法
すみません、
現時点では入手方法は用意できていません。。。
販売の予定もありません。
ですが、販売以外の形でなんらかの入手方法は用意するつもりなので、
興味がある方はこのページをお気に入り登録などして、また覗きに来てください。
2018年中には頑張って何か用意します。
それでは今日はこの辺で。