バンドウォーク、スクイーズしている通貨ペアと、時間足を探すインジ

どうも、佐々川です。

前回の記事では、
・通貨ペアの基礎知識
・初級者、中級者、上級者のペア選択法
を中心にお話しました。

中でも、バンドウォークしているペアに注目する箇所は重要です。

バンドウォーク自体は投資手法としてメジャーで、
エントリーやイグジットの判断に活用している人は沢山います。

ですが僕は活用法を少し応用し、
複数の監視対象の通貨ペアの中から
上位足がバンドウォークしている通貨ペアを投資対象とする
フィルターのような使い方を推奨していて、

手法などは一切変えず、
このフィルターを導入するだけで、
トレードチャンスが劇的に増え、利益も倍増させる事が出来ました。

 

フィルターとしての使い方を実践し始めた頃、
地味に手作業でバンドウォークしているペアを
探していましたが、自動的に抽出できるインジが欲しくなり、

「欲しいなら、作ればいい」

と、いつもの悪い病気が発症し、
夜な夜なロジックを考え、検証を繰り返し、作り上げたのが・・・
BBands_AllSerch_Pro。

 

FXではどのような状況でも勝負するのではなく、
簡単で勝ちやすい相場状況を”待つ”という行為がとても大切。

▼参考記事
待つFX。簡単で都合のいいポイントだけを狙い打つから勝てるのです

 

しかし、ただ待つだけではなく、
時にはチャンスを自ら探しにいくという行動も
ある一定のレベルからは重要で、熟練者や
専業レベルの方の多くは複数通貨を監視しています。

BBands_AllSerch_Proはそんな専業レベルの
トレードを手助けするインジという事で
僕が作成したインジの中では唯一インジ名に”Pro”を付けてみました。

 

メインチャートの右上は既にUnit_Master
使っていたので、BBands_AllSerch_Proは右下にしました。

 

8通貨、5つの時間足に対応しており、内部では大量の計算をしています。
その為、あまりにも古いPCだと動作が重たく感じるかもしれません。
(僕のPCは5年前のWindows7、
core i5ですがサクサク動作しています)


※BBands_AllSerch_Proを作る前、有料のインジを使っていました。
けっこうな値段(今は販売されていないようですが、たしか1万以上)
にも関わらず、
機能も使い勝手もイマイチで、点数にするとギリギリ合格点の60点。

また、バンドウォークだけでなくスクイーズ状態のペアも抽出できる
インジが欲しくなり、この事が自分で開発しようとした大きな原動力になりました。

 



BBands_AllSerch_Proの特徴

8つの通貨ペアを監視

8通貨ペアの動向をリアルタイムで確認できます。
また、通貨ペアも自在に変更可能です。

監視ペア数を増やす事は可能ですが、
・8ペアでも十分過ぎる
・あまり増やしても処理が重たくなる
という理由で、8つにしました。
おそらく
「これでは少なすぎる!」
「オレは20も30も監視したいんだ!!」
なんていう方はおそらくいないと思います。

3段階の表示

表示されるサインは、
上昇のバンドウォーク”、”下降のバンドウォーク”、  ”スクイーズ”、
の3種類。

5つの時間足に対応

5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足
計5つの時間足に対応しています。

「1分足も対応して欲しい」
との要望を受けた事がありますが、
上位足のバンドウォークから、
通貨ペアを探す事が目的のインジなので現時点では1分足には対応していません。

 得られるメリット

敢えて言うまでもありませんが、
投資(エントリー)チャンスが劇的に増加します。

そりゃあそうでしょ。
ドル円しか監視していない人と単純に比べても8倍のエントリーチャンスがあります。

実際は、単純に8倍とはいきませんが、
チャンスが劇的に増加するのは間違いありません。

バンドウォークしている通貨ペアはボラティリティも高くなりやすく、
値幅も取りやすい。

 

また、トレードスタイルを固定しやすくなります。
僕の場合は
①BBands_AllSerch_Proで通貨ペアを探す
②抽出された2~3のペアに対して4D分析
③MTF_CurrentWindで最終チェックをしてエントリー
という3ステップがエントリーまでの大まかな流れです。

※当然ですが、BBands_AllSerch_Proだけで
全ての投資判断は出来ませんし、すべきではありません。

あくまでも、勝ちやすい、動きやすいペアを抽出する為の補助ツールであり、スタート段階なのです。

抽出された通貨ペアに対し、トレンド分析、エッジ分析、リスク分析、マルチタイムフレーム分析を
複合的に行う4D分析が最も大事です。
4D分析の実力がその人のトレード技術の核であり、ここを丁寧に行う事がトレードの結果に直結します。

 

あえてデメリットをあげると、
これまでは
「今日はドル/円の方向感が乏しい難しい相場だから休もう」
という理由でトレードを休む事ができましたが、その言い訳が出来なくなりました(笑)

ま、別の理由を探して休めばいいだけですけどね。

 

 具体的な活用法

活用例の一つとして、僕が最も好きな状態を説明します。

・上位足(1時間足、又は4時間足)がバンドウォーク
・メイン足(5分足)や一つ上(15分足)がスクイーズ

 

スクイーズというのは、はっきりしない方向で投資家もモヤモヤしている。
相場のエネルギーが溜まっている状態であり、
ブレイクするとエネルギーが開放されて一気に動きやすい。

 

▼図1 記事を書いているたった今取得した画像

図1のGBPUSDを見て下さい。
1時間足、4時間足は上昇のバンドウォークで、
5分足はスクイーズの状態です。

想定した方向(上昇)にレートが伸びれば値幅も伸びやすく、
スクイーズ中なのでロスカット(損切り設定)も非常に小さく抑える事が可能で、
このような通貨は非常に勝ちやすい状態なのです。

 

▼図2 しばらくして、結果どうなったか?

結果は、図2のように直近高値をブレイクと同時に、
1時間足、4時間足と同じ方向に大きく上昇しました。

パラメーター設定

▼デフォルトのパラメーター値

 

2つの設定エリアがあります。

エリア①  【基本設定】

pair_1~pair_8で、8つの通貨ペアを選択する事が出来ます。

・useTimeFrame
→選択している通貨ペアをフレーム(四角の枠)で
囲む(true)、囲まない(false)を設定できます。

※サインの発生タイミングを微妙に調整する事は可能ですが、
現時点ではパラメーター化していません。
対応してもあまり意味はなく、使いづらくなるだけだと考えています。

 

エリア②  【描画の設定】

文字列(USDJPY、EURJPYなどの表記)の色、サインの色、フレームの色の設定が可能です。

・Frame_BackGround_Color
→フレームの背景色を設定出来ます。
デフォルトでは白色にしていますが、
チャート全体の背景色を黒にしている方は、
Frame_BackGround_Colorを合わせて黒に変更した方が見やすくなると思います。

 

今後のバージョンアップ予定

通貨のリアルタイムの監視、ペアの抽出、というインジの性質上、
アラート機能やメール機能は有効だと考えており、
次回、もしくは次次回のバージョンアップで対応する予定です。

現時点でアラート機能や、メールの機能をつけていない理由は、
・現時点ではツールをお渡しているコンサル生から要望がない
・なくても取り分け不便がない
からです。

8つも監視していると、MT4を立ち上げ真っ先に
BBands_AllSerch_Proをチェックすると、
だいたいその日トレード対象のペアがみつかります。



 唯一の入手方法

すみません、
現時点では入手方法は用意できていません。。。
販売の予定もありません。

ですが、販売以外の形でなんらかの入手方法は用意するつもりなので、
興味がある方はこのページをお気に入り登録などして、また覗きに来てください。

2018年中には頑張って何か用意します。

それでは今日はこの辺で。

今回の記事どうでした?
『缶ジュース一本よりも価値があった!!』
そう思って頂けたら、ポチっ♪とm(_ _)m
【記事下】人気ブログランキングへ

【記事下】にほんブログ村へ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで"佐々川 和久"をフォローしよう!

スポンサードリンク

コメントはこちらにどうぞ♪

このページの先頭へ