【保存版】FXの初心者と熟練者の決定的な違い!だから彼は勝ち続ける
こんにちは。佐々川です。
僕はFXに限らず、トレードという行為全般で
トレードの軸(AXIS)を最重要視しています。
しかし、軸といっても非常に抽象的ですよね。
多くの人が
「っで、結局のところ、軸とは何?」
という反応をするのではと思います。
1段階だけトレードの軸を具体化してみると、
損小利大になります。
低リスク・高リワードでもOK。
損失(リスク)が小さく、利益(リワード)を大きくする為の
分析、手法、テクニック、マインドの集合体が
すなわちトレードの軸なのです。
損小利大については以前の記事にも書きましたが、
この記事ではさらにパワーアップさせ、
初心者と熟練者の違い、
という視点で損小利大に迫ってみようと思います。
もくじ
稼ぐことにこだわる
僕たちが共通して目指しているのは、FXで稼ぐことです。
その為には、稼ぐ為のトレード、
損小利大につながる行動を継続しなければならない。
トレードしたい、常にエントリーしてなくては落ち着かない、
そんな状態に陥ったら駄目だし、
勝率や獲得Pipsにこだわってもいけない。
トレードがしたいわけでも、
勝率を良くしたいわけでも、
Pipsが欲しいわけでもないのです。
ここ、物凄く多くの人が知らず知らずのうちに勘違いしている箇所。
思い当たることがある人は一度自分自身を見つめ直して下さい。
稼ぐことにこだわる場合、福利で資産を増やす視点は必須。
▼参考記事
『枚数と時間はなぜ重要?FXでは複利を活用して生涯利益を最大化させる』
初心者→勝率、獲得Pipsにこだわる
熟練者→稼ぐこと、損小利大にこだわる
浮気はせずに、トレンドフォロー
損小利大をもっとも、効率的に実現できる戦略こそ、
トレンドフォローの押し目買い、戻り売り。
投資戦略はアレも、コレもと欲張らずに、1つに絞るべきです。
トレンドフォロー、
カウンタートレード、
アービトラージ、
指標トレード、
ファンダメンタル文政、
スワップ狙い・・・
どんな相場状況でも取ろうと、あらゆる戦略をマスターしようとするのは非常に危険。
何一つ身につかず、結局どこも取れない結果になるのがオチです。
戦術、手法、ルールは複数あってもいいけど、
戦略に関しては一つで十分だし、
その一つの戦略を徹底して極める方が何万倍も大事です。
初心者ならなおのこと、
トレンドフォローの押し目買い戻り売りという最強の戦略を徹底してマスターすべきです。
初心者→複数のトレード戦略に手をだし、何一つ出来ない
熟練者→1つの戦略(トレンドフォロー)に絞り、それを極める
テクニカル分析はなぜ行う? なぜ重要?
一般的に”テクニカル分析”と呼ばれているものは、”相場分析”と同じことで、
「今、相場がどんな状況なのか?」
「自分の手法が通用する相場環境なのか?」
これらを把握するのが最大の仕事!
特に、トレンドフォロー戦略を実行する為には、
トレンド分析、エッジ分析、マルチタイムフレーム分析の3つが大事。
ぶっちゃけると、細かい話はぜ~んぶ無視して、
この3つの分析さえ徹底的に鍛え、磨くだけで簡単に勝ち組のトレーダーになれます。
それくらい重要、だけどあまり知られていない・・・
①トレンド分析
トレンドフォローにとって必須である、相場の”方向”と”勢い”を分析します。
▼参考記事
『【FX最重要スキル】トレンド分析で『方向』と『勢い』を見極める』
②エッジ分析
エッジ(相場が動きやすいポイント、売買が集中しやすいポイント)を分析します。
▼参考記事
『ここで相場が動く!チャート上のエッジ(優位性)を見抜いて勝つFX』
③マルチタイムフレーム分析
様々な時間足で市場に参加している人達の思惑が重なるポイントを知る為に、
メインの時間足だけでなく、上位足や下位足においても、トレンド分析とエッジ分析を行います。
▼参考記事
『なぜ上位足、下位足が大事なのか?マルチタイムフレーム分析の重要性』
初心者→テクニカル分析を単なるトレード手法の1つと誤解している
熟練者→テクニカル分析、相場分析がなぜ大事か理解している
余談ですが、人生に追いても同じことで、
常に今自分がおかれている状況は丁寧に知っておかなければならない。
優位性のある相場環境まで待つ
テクニカル分析で、今の相場状況が正確に把握出来たのなら、後は徹底的に待てばいい。
何を待つのか?
トレンドがハッキリするまで、”待つ”。
エッジに近づくまで、”待つ”。
レートが動きやすい時間帯まで、”待つ”。
要するに、
自分にとって優位性のある、有利な状況になるまで”待つ”のです。
わかりにくい状況ではトレードはせず、
わかりやすいポイントでのみトレードを繰り返す。
▼参考記事
『待つFX。簡単で都合のいいポイントだけを狙い打つから勝てるのです』
初心者→難しいところで勝負する
熟練者→簡単なところで勝負する
難しいことをせず、簡単なことをする
誰にも知られていないようなレアなインジを探し出し、
設定を変え、組み合わせを3つ、4つと増やす。
そんなふうにして、
複雑な事をした結果、勝てるようになると誤解している人が多くいます。
これではなかなか勝てるようにならないし、
5年、10年と無駄な時間を平気で過ごしてしまう。
数多くの勝ち組トレーダーの方と多くお話して気がついた事は、
皆さん物凄くシンプルで簡単なトレードを愚直に実践されています。
僕のやっている事も至極シンプル。
勝ちやすい相場をジックリ待って、
チャンスが来たら迷わずエントリー。
トレンドの勢いがなくなったり、
トレンドが崩れかけたり、
またはその予兆が現れたら直ぐイグジットする。
やっている事は非常に単純、そして誰にでも出来そうだけど、
結局多くの人は出来ていない。
初心者→難しいことをする
熟練者→簡単なことを淡々とこなす
リスクを把握し、リスクをコントロールする
損小を実現する為に、相場に存在するリスクには敏感にならないといけない。
その為に行うのがリスク分析。
▼参考記事
『相場で生き残る為のリスク分析。。か・ら・の~♪リスクコントロール』
記事を読めばわかりますが、
トレンド分析、エッジ分析、マルチタイム分析を駆使して、
相場に存在するリスクを把握しているだけです。
(つまり、トレンド分析、エッジ分析、
マルチタイム分析のスキルが上達すれば、自然とリスクの把握もうまくなる)
相場のリスクに関しては、基本は待ってやり過ごすしかありませんが、
自らコントロール出来ることが2つあります。
それが、ストップロスと資金管理です。
▼参考記事
『究極のバランス感覚。ストップロス(損切り設定)の不都合な真実』
『悪魔の囁きに耳をかすな!資金管理を習得して破産とは無縁のFXライフ』
”熟練者は負けをコントロールする”
この言葉を腑に落とし、
体現出来るようになるまで記事を熟読し、実際のトレードで訓練して下さい。
初心者→なんとなく損切りをし、なんとなくエントリーの枚数を決めている
熟練者→リスクを把握し、リスクをコントロールする事を徹底している
絶妙のエントリーポイント、イグジットポイントとは?
結論からいうと、そんなものありません。
より丁寧に表現すると、
絶妙なポイントなどないと思っておいた方がいいし、
エントリーポイントやイグジットポイントにあまりこだわらない方がいい。
トレードの手法というと、通常はエントリーや
イグジットの方法を指す事が多く、初心者はこの部分だけを知ろうとする。
情報商材を買う時も、この手法に対して
お金を払おうとするが(僕から言わせれば)ここはオマケ。
相場環境を正しく分析する方がはるかに重要なのです。
①トレンド分析、エッジ分析、マルチタイムフレーム分析を行い、
現状の相場状況を正確に把握し、
優位な相場状況が整うのを待つ。
②その優位な相場に対して、
どのようにアプローチするのかが”手法”(エントリーやイグジット)。
これまでも何度もお伝えしてきたように、大事なのは①。
②手法<<<①相場分析
”手法”(エントリーやイグジット)に関しては、それほど難しくなく。
何種類か覚えるだけでいいし、
なんだったら優秀なサインインジに従ってもいい。
僕の場合、売買タイミングはグランビルの法則やストキャスティクスに頼る事が多い。
▼参考記事
『エントリーはココだ!売買のタイミングはグランビルの法則を勉強せよ』
『意外と知らない?ストキャスティクスの設定と売買タイミングの捉え方』
初心者→絶妙なエントリー、イグジットポイントを探し求める
熟練者→エントリー、イグジットポイントにはあまり拘らない(相場分析の方が大事)
ヒドゥン・リスクに備える
通常リスクとは認識されていませんが、
実は隠れたリスクである、”ヒドゥン・リスク”が存在します。
それが、機会損失のリスク、一つの口座しか持たないリスクなのです。
▼参考記事
『FXの隠れたリスク。初心者が無料(タダ)の情報だけで勉強する危険性』
『FXの隠れたリスク。初心者が口座を開設する時に必要な一つの考え方』
初心者→無料の情報こだわり、口座も1つしか作らない
熟練者→ヒドゥン・リスクに対処し、適切な投資を行い、口座も複数持つ
経験を蓄積し、トレードルールを進化させ続ける
トレードルールとは一度作成したら終わりではない。
ルールに従ったトレードを続け、
勝てた理由を考え、負けたら原因を追求する。
そうして、トレードルールがより良いものへと磨かれていくのです。
しかし残念なことに、
人間の記憶はあてにならず、どんどん忘れていきます。
より大事な負けトレードの記憶の方がさらに忘れやすい。
(嫌な記憶は忘れようとするのが人間)
なので、貴重なトレードの結果を忘れずに記録し、
トレードルール改善の材料にする為に
トレード後は必ずトレードノートをつける必要があります。
▼参考記事
『なぜ、トレードルールを守れないのか? 初心者ほどルールを無視する』
初心者→トレードルールを守らない事もあり、トレードの記録もしない
熟練者→トレードルールは必ず守り、トレードノートは必ずつける